キスの日 理由 : 5月23日がキスの日?これってどういう事? [出来事、その他]
そこの若いお二人さん。
5月23日は「キスの日」というのを知ってるの?
なぜ?今日が、キスの日?
その理由は、↓↓↓↓↓ ですよ。
何と何と、1946年(昭和21年)のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画の公開日であった!!
佐々木康監督の『はたちの青春』(松竹)が公開されたのであった。
当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、キスシーンを入れることを要求したのだ。
戦後は、言論の自由と言っても本当に厳しい時代だったんだ。
ちなみに、これがその映画。
キスシーンは主演の大坂志郎と幾野道子がほんの少し唇を合わせただけだったが、当時の観客には刺激的で、映画館は連日満員となった。実はキスシーンにおいて主演の2人は唇にガーゼをはさんでいたという。
上の写真を見て下さい!!!
キスシーンに挑んだ役者さんも、決死の覚悟で撮影に挑んだのです。
(実に、可憐というか。純粋というか。今の日本では考えられない事ですね。)
最後に、日本のキス文化について、まじめにお話を。
信じられないのだが、日本にはキスの表現がたくさんあるのだ!!!
(さすが日本)
キスはもともと外国の文化と思うかもしれませんが、そんなことは無いのです。
古くは平安時代の日本の文献にも、キスに相当する言葉が存在している。
そして、日本には数多くのキスの表現が存在していたのだ。
以下の表現を見てくれ!
ああ。麗しき日本文化よ!
●「口吸う」
平安時代に使われていたキスを表わす言葉。
●「口吸い」
こちらは室町時代ですが、戦国時代、江戸時代にも使われていますので、キスを表す定番の言葉。
●「口口」「口々」
江戸時代に使われていました。2つの口がくっついている、という分かりやすい表現。
●「口寄せ」
これも江戸時代にキスの表現として使われました。現代だと恐山のイタコといった霊能力者を意味することに使われている。
●「呂の字」
こちらも江戸時代ですが、後期に使われたようです。「呂」の字には、「口」が2つあるところから。しゃれた言い回し。
●「口ねぶり」「舌吸う」
江戸時代後期で、キスの中でもディープキスを表わす時に使われた。
●「口中の契り」
天保元年(江戸時代後期)に発行された艶本『風俗三国志』の文中に使われている。文章から察すると、江戸を中心に使われていた言葉だったようだ。艶本は現代でいう「エロ本」のこと。
●「お刺身」
江戸時代の中後期に、花柳界で使われた。舌と舌が絡む様子がマグロのお刺身に似ているからとか。ちなみに花柳界ではキスと混同しないように本当の「お刺身」を「お造り」という言葉で呼んだ。
●「くちづけ」
明治時代の詩人、上田敏氏が考案して使用したのが最初で、後に定着し、現在でも使われていますね。
キスの日にちなんで熱いくちづけを
日本でも古来よりキス、しかも舌と舌を絡ませるディープなキスまでしていたわけです。
これは凄い発見ですね。
昔のひとに負けないように、キスの日には熱烈なくちづけを交わしてくださいね。
5月23日は「キスの日」というのを知ってるの?
なぜ?今日が、キスの日?
その理由は、↓↓↓↓↓ ですよ。
何と何と、1946年(昭和21年)のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画の公開日であった!!
佐々木康監督の『はたちの青春』(松竹)が公開されたのであった。
当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、キスシーンを入れることを要求したのだ。
戦後は、言論の自由と言っても本当に厳しい時代だったんだ。
ちなみに、これがその映画。
キスシーンは主演の大坂志郎と幾野道子がほんの少し唇を合わせただけだったが、当時の観客には刺激的で、映画館は連日満員となった。実はキスシーンにおいて主演の2人は唇にガーゼをはさんでいたという。
上の写真を見て下さい!!!
キスシーンに挑んだ役者さんも、決死の覚悟で撮影に挑んだのです。
(実に、可憐というか。純粋というか。今の日本では考えられない事ですね。)
最後に、日本のキス文化について、まじめにお話を。
信じられないのだが、日本にはキスの表現がたくさんあるのだ!!!
(さすが日本)
キスはもともと外国の文化と思うかもしれませんが、そんなことは無いのです。
古くは平安時代の日本の文献にも、キスに相当する言葉が存在している。
そして、日本には数多くのキスの表現が存在していたのだ。
以下の表現を見てくれ!
ああ。麗しき日本文化よ!
●「口吸う」
平安時代に使われていたキスを表わす言葉。
●「口吸い」
こちらは室町時代ですが、戦国時代、江戸時代にも使われていますので、キスを表す定番の言葉。
●「口口」「口々」
江戸時代に使われていました。2つの口がくっついている、という分かりやすい表現。
●「口寄せ」
これも江戸時代にキスの表現として使われました。現代だと恐山のイタコといった霊能力者を意味することに使われている。
●「呂の字」
こちらも江戸時代ですが、後期に使われたようです。「呂」の字には、「口」が2つあるところから。しゃれた言い回し。
●「口ねぶり」「舌吸う」
江戸時代後期で、キスの中でもディープキスを表わす時に使われた。
●「口中の契り」
天保元年(江戸時代後期)に発行された艶本『風俗三国志』の文中に使われている。文章から察すると、江戸を中心に使われていた言葉だったようだ。艶本は現代でいう「エロ本」のこと。
●「お刺身」
江戸時代の中後期に、花柳界で使われた。舌と舌が絡む様子がマグロのお刺身に似ているからとか。ちなみに花柳界ではキスと混同しないように本当の「お刺身」を「お造り」という言葉で呼んだ。
●「くちづけ」
明治時代の詩人、上田敏氏が考案して使用したのが最初で、後に定着し、現在でも使われていますね。
キスの日にちなんで熱いくちづけを
日本でも古来よりキス、しかも舌と舌を絡ませるディープなキスまでしていたわけです。
これは凄い発見ですね。
昔のひとに負けないように、キスの日には熱烈なくちづけを交わしてくださいね。