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太川陽介 路線バスの旅 高視聴率の秘密!これは現代の「東海道中膝栗毛」だ! [芸能人]

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今、異色の旅番組が高視聴率をあげている。
その名も「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」
テレビ東京が作成するホノボノ旅シリーズ番組だ。

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元アイドルの太川陽介さんと漫画家の蛭子能収さんの、
でこぼこコンビが織り成す人情味溢れる旅物語である。



正にこの番組は、
江戸時代に大ベストセラーとなった十返舎一九の代表作
「東海道中膝栗毛」が、

数百年の時空を超えて21世紀に舞い降りた
現代の「弥次喜多珍道中」である。

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この「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は一般の旅番組とは異なり、
このでこぼこコンビに女性ゲスト(女優、タレント。番組では「マドンナ」と称している)1人を加えた3人が、
日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に目的地への到達を目指すというものだ。

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路線バスを使って時間内に目的地に着かなければならないのに、
漫画家の蛭子さんは何時も無頓着で無計画、
自分の本能のままに行動しようとする。

更には我がまま性格が災いし、マドンナといつもイザコザを起こしてしまう状態。


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それにしても蛭子さんって、全く芸能人らしい雰囲気が無いですね。
本当に全くと言って良いほど、芸能人オーラが無い。
それなのにスクリーンに映ると何故だか憎めない
なにかフェルモンのような波動を出しているのですよね。


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とにもかくにも、事前にあまり計画を立てずに、
時間内で路線バスだけを使って目的に着くというのが
この「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の特徴なのです。

ですから、バス時刻によっては、有名な観光地を素通りしなければならず、
非常に勿体無いと思いながらも、逆に、
殆ど知られていない秘密の観光地に辿り着いたりする。
その筋書きの無いドラマが、この番組の真骨頂ですね。

そんな他愛のないような、この旅番組の視聴率が凄いのです。

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2007年10月20日放送の第一回が 12.7%を始めとし、
2012年9月1日放送の第12回以降は、12%以上を常に記録。

そして、2013年8月31日の第15回は、13.2%と言う、
こういった旅番組では信じられないような高視聴率を記録しているのです。


その秘密は何なのでしょうか!?

それは、この人、元アイドルの太川陽介です。

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我がままで、無計画・無頓着の蛭子能収をうまくまとめ、
マドンナとの仲を取り持ちながら必死になって目的地まで到着しようとする姿に
爽やかな感動を与えているのです。

太川さんは、知る人ぞ知る、超売れっ子のアイドルだったのです。





1977年にシングル「Lui –Lui(ルイ・ルイ)」が大ヒットし、
その年の第19回日本レコード大賞を初め、各音楽大賞の新人賞を獲得しました。

この年の活躍を覚えている人がいれば、それはかなりのお歳のかた(失礼)
かもしれませんが、本当に凄い活躍でした。


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非常に愛くるしい笑顔で、親指と人差し指をLの字の格好にし、
Lui-Lui(ルイ・ルイ)と叫ぶポーズが太川のトレードマークとなり、
多くの女性のハートを釘付けにしたのでした。


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更には、1978年よりNHK総合「レッツゴーヤング」の司会を務めるなど、
昭和50年代を代表するアイドルだったのです。

「レッツゴーヤング」という番組は、その当時、売れていたアイドル達が集まり、
そのキラキラした歌を披露する、昭和時代の素晴らしい歌番組だったのです。

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実は、この「レッツゴーヤング」の司会をしていた時の経験が、
今の太川さんの特殊なキャラクターを作り上げているのですね。

売れているアイドルというのは、実は、我儘な人が多いもの。
その我儘なアイドル達を取りまとめるのが、太川さんの司会者としての仕事だったのです。

その時に、彼の性格が練り鍛えられたのでしょうね。

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「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で、蛭子さんが観光に来ているのに民宿で無く、
ビジネスホテルに泊まりたい。食事はご当地の名物でなく、カレーや丼を食べたい。

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計画に無いのに、いきなりぶどう狩りにゆくなど、
滅茶苦茶な行動を取っても、冷静に、しかも、人情味溢れる対応をしているのです。

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お笑い芸人の御茶ノ水博士などは、
「蛭子さんをコントロール出来るのは、芸能界広しといえども、
あの太川さん以外にはいない。」とまで言わしめているのである。

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昭和50年代のアイドル 太川陽介さんも、今年で54歳。
アイドルのオーラをどこかに残しながらも、
実は「頼れる叔父様」という存在になっているのです。

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太川・蛭子の野次喜多ミスマッチ。麗しいマドンナの香りに、
頼れる太川さんの人間味のある調整能力が混合・合体されて、
この「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の高視聴率が発生しているのだと思います。

これからも、ホノボノとした旅番組を楽しみましょう。




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